「つきよのかいじゅう」
長 新太:作 / 佼成出版社
世界が美しい青につつまれた、月夜に。湖に現れたのは、恐竜かな? 怪獣かな?それとも…。見えてきたのは頭かな?足かな?
江津湖にも、こんなのがいたら、プププ、と笑ってしまうよね。おかしいけど、いて欲しい。子どもから大人まで笑えること間違いなしの絵本です。
「ゆらゆらばしのうえで」
きむら ゆういち:文 はた こうしろう:絵 / 福音館書店
大雨で1本の丸太だけになった橋。うさぎはその橋を渡って逃げようとしたけれど、うさぎを追ってきつねが飛び乗ったから、橋はゆらゆら揺れて、2人とも川に落ちる寸前!さあ、どうする⁉
敵同士であっても、死にそうなほどピンチな時でも、話せば、共に生きていく道を見つけられることを思い出させてくれます。対話と停戦への道が開かれますように。
「じぶんだけのいろ」
レオ・レオニ:作 谷川 俊太郎:訳 / 好学社
周りの色に合わせて体の色が変わるカメレオンは「みんな自分の色があるのに僕は自分だけの色がない。」と悩みます。
自分が自分らしくあるためには。
とても深い絵本です。
「百まいのドレス」
エレナー・エスティス:作 ルイス・スロボドキン:絵 石井 桃子:訳 / 岩波書店
貧しくて色褪せた青い服をいつも着ている少女ワンダ。
「わたし、百まいのドレスを持ってるの。」と言い張るワンダをクラスメイトはからかいます。
ある日突然、ワンダは学校に来なくなって…。
登場する人、一人ひとりの立場に立ちながら読んでみて欲しいです。
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