7月のおすすめ本

 「かさぶたってどんなぶた」

小池 昌代:編  スズキコージ:画 / あかね書房 

 

ことば遊びの天才たちが集まりました。

かさぶたって、え?ブタになるの?と思ったり。

セミのなきごえを真似してみたくなったり。

18編の詩を声に出して、リズムをつけて、読んだら楽しいよ。

スズキコージさんが描いたキャラクターが

いっしょにうたってくれているみたいです。 

 「ぼくだけのこと」

森 絵都:作  スギヤマカナヨ:絵 / 偕成社

 

ちょっと嬉しいぼくだけのこと。

ちょっと困ったぼくだけのこと。

ちょっと得意なぼくだけのこと。

ちょっと悲しいぼくだけのこと。 

探してみよう!色々なぼくだけのこと、

君だけのこと。

世界に1人しかいない自分だけのこと。 

「おこだでませんように」 

くすのき しげのり:作  石井 聖岳:絵 / 小学館 

 

『ぼくはいつもおこられる。

家でも学校 でも。

昨日も今日もきっと明日も。』 

ぼくの七夕のいちばんのお願い。 

それは…

 

先生や保護者に読んでいただきたい絵本です。 

「漁師とおかみさん」 

◀︎上:グリムの昔話  マーゴット・ツェマック:絵  乾 侑美子:訳 / 童話館出版 

 

▶︎下:グリム童話 モニカ・レイムグルーバー:絵 てらおか じゅん:訳 / ほるぷ出版

 

おかみさんの、もっときれいな大きな家に住みたい、王様や皇帝のような偉い人になりたい、というおわりのない願い。漁師の夫が、自分が助けたヒラメに、おかみさんの願いを伝えると、どんどん叶えられていって、最後はどうなったでしょう。 

 

文庫には、二つの出版社から 出版されたものがあります。 くらべてみても、面白いです。