4月のおすすめ本

「びりのきもち」

阪田 寛夫 :詩  和田 誠:絵  / 童話館出版 

 

 運動会は楽しいけれど、負けるのが嫌な気持ちを誰かに話したことはない人も多いのでは?

 そんな、毎日の中で感じる違和感や、自分だけが知ってるわくわくが、言葉になって、詩になっている本です。みんなが知ってる「おなかのへるうた」「サッちゃん」もあります。 

「じぶんのきもち みんなのきもち」 

サラ・オレアリー:作  チィン・レン:絵  おおつか のりこ:訳 / あかね書房 

 

男か女かなんて 「どっちでもいいじゃん!」 

 

どこの国の人か、何が好きか… 

 

多様性の社会では先入観や偏見は相手を理解する上で邪魔なもの。

 

一人ひとりが理解され、大切にされるとはどういうことか問いかける本です

「新版 宿題ひきうけ株式会社」

古田 足日:作  長野 ヒデ子:絵 / 理論社 

 

 小学5年生のタケシと5人の子どもたちの思いつきで、宿題を肩代わりしてお金をかせぐ「宿題ひきうけ株式会社」を作りますが、会社の存在を担任に知られ、解散してしまいます。 

 宿題の意味や、学ぶとは何かを考えさせられる、子どもから大人まで読みごたえのある本です。 

「13歳のキミへ」

高濱 正伸:著 / 実務教育出版 

 

「働けない大人」が増加している日本社会。「メシが食える大人」になるためには… 

 

人吉出身の著者の経験を織り交ぜながら、中学生生活に自信がつくヒントがわかりやすく書かれている。 

 

良いことばかりでは無い世の中をどう生きるか、生き抜く力をどうつけるかを子どものみならず親にも知って欲しい。 

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