3月のおすすめ本

「魔女の宅急便」

角野 栄子:作  林 明子: 画 / 福音館書店 

 

児童文学作家・角野栄子さんの ドキュメンタリー映画 「カラフルな魔女」が 全国で上映中です。 

ことう文庫には角野さんの代表作 「魔女の宅急便」があります。ジブリのアニメ映画しか 

知らないという方も この機会に原作を 読んでみませんか?  

「ちょっとだけ」

瀧村 有子:作 鈴木 永子:絵 / 福音館書店 

 

なっちゃんに妹ができました。ママは赤ちゃんにミルクを飲ませたりオムツを換えたりと忙しい… 

 

ちょっとずつ我慢をして、ちょっとずつ頑張ってちょっとずつ成長していくなっちゃんの姿に思わず涙。

 

ぎゅーっとしてあげたくなります。  

「くまのアーネストおじさん ふたりでしゃしんを」 

ガブリエル・バンサン:作 もり ひさし:訳  / ブックローン出版(現・BL出版) 

 

 ねずみのセレスティーヌは、くまのアーネストおじさんの子どもの頃の写真と、自分が写っていないネズミの子どもたちの写真をこっそり見てしまい ました。アーネストおじさんは、やきもちをやいて拗ねてしまうセレスティーヌに、「写真を撮ろう」と誘います。 

 大好きな人と写真を撮る。それは子どもの頃も、大人になってからも、たくさんの愛情を味わえる瞬間です。 

「ヘリオット先生とドノバンおばさん」 

ジェイムズ・ヘリオット:原作 うえくさ けいこ:絵と文 / 集英社 

 

 犬のお世話が大好きなドノバンおばさん。飼犬レックスが車にひかれて死んでしまい、悲しみに暮れてしまいます。そんな時に出会った別の犬ロイの世話をすることで、また元気を取り戻します。 

 大好きなことを持つ心や、できることを惜しみなく差し出す勇気を持ち、一人ひとりの得意なことを認め合うことで、元気に楽しく生きていけることを教えてくれます。   

「びりっかすの神さま」

岡田 淳:作 / 偕成社 

 

 「木下 始」が転入した四年一組は成績順に席順が決まる。その教室で始は羽根の生えた小さな透き通った男を見た!その男を見ることができる条件とは… 

 

 一番になることが大事なのか? 

 頑張るとはどういうことなのか? 

 

 子どもにも大人にも、先生方にも読んで頂きたい。