「メアリー・スミス」
アンドレア・ユーレン:作 千葉 茂樹:訳 / 光村教育図書
ロンドンに実在したメアリー・スミスさんのお仕事は「乾いた豆をチューブにこめて、吹いて飛ばして窓に当てる」こと。えっ!どういうこと?と思った人は読んでみて。
「1ねんに365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし」
ジュディ・バレット:作 ロン・バレット:絵 まつおかきょうこ:訳 / 偕成社
誕生日を過ぎても、プレゼントのつつみをあけてワクワクしたいベンジャミン。プレゼントをつつみなおして、次の日の朝につつみを開けると、誕生日がふたたび来たようでした。その晩、もう一つ別のプレゼントをつつみなおし…。
ワクワクすることは何度でもやって良いんだな、大好きな物や人に囲まれるとこんなに幸せになるんだなと思えるお話です。
「青い馬の少年」
ビル・マーティン Jr.、ジョン・アーシャンボルト:文 テッド・ランド:絵 かねはらみずひと:訳 / アスラン書房
生まれつき目の見えない少年は、おじいさんから話を聞くのが大好き。自分がうまれたときのこと。名前の意味。色を感じること。おじいさんから多くを受け取り、怖がらずに道を進み、暗い山を超えていく少年の物語です。
「パパはジョニーっていうんだ」
ボー・R・ホルムベルイ:作 エヴァ・エリクソン:絵 ひしき あきらこ:訳 / BL出版
ママと新しい町に引っ越してからずっとパパには会っていなかったティム。久しぶりに一日パパと過ごすティムは会う人々に「ぼくのパパだよ。ジョニーっていうんだ。」と繰り返します。ティムの思い、パパの思い、その見えない部分を感じ取りながら大人の方にも読んで欲しい本です。
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