10月のおすすめ本

「もりのかくれんぼう」 

末吉 暁子：作 　林 明子：絵　／　偕成社 

けいこはお兄ちゃんと遊んだ帰り道、不思議な男の子に出会います。 

男の子と森の動物達とのかくれんぼう。 

あなたは森に隠れた動物達を見つけることが出来るかな？ 

 「わたしのおかあさんは世界一びじん」 

ベッキー・ライアー：文 　ルース・ガネット：絵 　光吉 郁子：訳　／　大日本図書 

　戦争が続いているウクライナのお話です。 

　ここではロシアの人たちがパンにする小麦粉の 大部分を育てています。夏の最後のとりいれの日、6歳の女の子ワーリャは小麦畑の中で1人になり、お母さんと離れてしまいました。悲しみのあまり、お母さんの名前を大人たちにうまく伝えられないワーリャ。お母さんにまた会えるでしょうか。

　豊かなウクライナの大地の営みが伝わってきます。  

「火曜日のごちそうはヒキガエル」

ラッセル・E・エリクソン：作 　ローレンス・ディ・フィオリ：絵 　佐藤 凉子：訳　／　評論社 

　ヒキガエルのウォートンは、ある日、ミミズ クの巣に連れて行かれてしまいます。次の火曜 

日に誕生日のごちそうとしてウォートンを食べ ようと計画するミミズク。2人はお茶を飲みながらいろんな話をして夜を過ごすうちにあたたかな気持ちが芽生えます。 

　さて、ウォートンは無事に巣から脱出できるのでしょうか。