7月のおすすめ本

「絵くんとことばくん」(たくさんのふしぎ傑作集)

天野祐吉:作  大槻あかね:絵 /  福音館書店

 

もうすぐ4年生の優太のおこづかいはたったの500円。おこづかいアップを訴えるポスターを作る事にした。

絵と言葉のそれぞれの持つ力を活かし、おこづかいアップは実現するのか!

「おとなしいめんどり」

ポール・ガルドン:作 谷川俊太郎:訳 / 童話館出版

 

 猫、犬、ネズミと一緒に暮らしているめんどりは、ある日一粒の小麦の種を見つけた。種まき、刈り取り、粉挽き、お菓子作りと度々仲間に協力を依頼するが猫も犬もネズミも、いつも「やだね…」

 さて、「お菓子食べる?」と聞いためんどり。その後どうなると思う?

 「さるのオズワルド」

エゴン・マチーセン:作 松岡Äb0享子:訳 / こぐま社

 

 あなたのそばの「いばりや」に「いやだ」のひとことが言えないとき。そんな時はオズワルドのようにしてみてはいかが?

 勇気ある一言で、周りのみんなもきっと大喜び。そして笑って「いばりや」が追って来れないところに逃げましょう。

 「みしのたくかにと」

松岡享子:作 大社玲子:絵 /こぐま社

 

 ふとっちょのおばさんがまいた、ひとつぶのたね。それから実った、「とにかくたのしみ」が、毎日の生活がきゅうくつでたまらなかった王子様を、どんどん変えていきます。

 さて。「とにかくたのしみ」って、いったい何なのでしょう。

 とっても楽しいお話です。