6月のおすすめ本

 「ともだちくるかな」

内田麟太郎:作 降矢なな:絵 / 偕成社

 

 自分の誕生日に、友達のキツネにお祝いに来て欲しいオオカミ。その気持ちを伝えたわけではないから、キツネはあらわれません。寂しくなったオオカミは、こころを吐き出してしまいます。

 誰もが自分のこころとの向き合い方に悩みながら成長しますが、オオカミのこころはどうな

ってしまうのでしょうか。

 同じシリーズの「きになるともだち」もどうぞ。

 

 「しっぱいなんかこわくない!」

アンドレア・ベイティー:作 デイヴィッド・ロバーツ:絵 かとうりつこ:訳 / 絵本塾出版

 

 世界一のエンジニアを夢見る少女ロージー。メカを作って失敗するたびに大笑いされ、いつしか挑戦する事もエンジニアの夢も心の中にしまい込んでしまいました。

 ある日遊びに来た大おばさんの一言で…生き方に繋がる大切な気づきを教えてくれます。

 NASAの女性宇宙飛行士キャスリーン・ルビンズさんが国際宇宙ステーションから地球の子どもたちへ読み聞かせをした話題の絵本!

 「スマッジがいるから」

ナン・グレゴリー:作 ロン・ライトバーン:絵 岩元綾:訳 / あかね書房

 

 子犬のスマッジと、どうしても一緒にいたい気持ちをおさえられないシンディ。シンディが暮らしているホームでは、犬は飼えないのです。

 スマッジは保健所に預けられてしまいます。スマッジに会えなくて落ち込むシンディのために、動いてくれた人がいました。

「こぶたのプーと青いはた」

カーラ・スティーブンズ:作 レイニイ・ベネット:絵 代田昇:訳 / 童話館出版

 

 学校が大好きなこぶたのプー。でも体育だけは大嫌い。だってでんぐり返しもボール投げも

苦手なんだもの。

 今日は憂鬱な「旗とり競争」の日。動くつもりの無いプーのところへあらいぐまのラクーン

がやってきて…

 考え方、活かし方で心が変わる!一生懸命やってみる事、それを支える仲間がいる事で世界が変わる!目の前が開けます。