「かぜのでんわ」
いもとようこ:作 / 金の星社
山の上の一台の電話。会えなくなった人におもいを伝えると、必ず届くと言われている電話のお話です。
なんでもないときは言葉にしないけど、誰の中にも、大切な人への想いがあります。
これは、東日本大震災後に岩手県大槌町で実際に置かれた「風の電話ボックス」をもとに作られた絵本です。
「おしいれのぼうけん」
ふるたたるひ たばたせいいち:作 / 童心社
「園児を押し入れに閉じ込める⁉︎」と保育士の虐待のニュースで改めて注目を集めた絵本。
何を感じ、何を学ぶか…
実際に読んで考えてみませんか。
「ないたあかおに」
はまだひろすけ:文 いけだたつお:絵 / 偕成社
あかおには、あばれものではなく、「あべこべにきもちのやさしい、しんせつもの」です。そ
れでも、人間と仲良くするのが難しく、怒ったり、ハラハラしたりします。
友情や共生の意味を深く考えさせられるお話です。
「3びきのくま」
イギリス民話の「3びきのくま」。お話の内容は同じでも、描き方でこうも印象が違うのかと驚きです。
あなたはどちらがお好きですか?
左:トルストイ:文 バスネツォフ:絵 おがさわらとよき:訳 / 福音館書店
右:ポール・ガルドン:作・絵 ただひろみ:訳 / ほるぷ出版
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