1月のおすすめ本

 「たくあん」

またきけいこ:作 / 福音館書店(月刊かがくのとも2001 年11 月号)

 

 漬物がきらいな子どももいるけど、一時期ハマってハマりまくってしまう子どもって、いま

すよね。

 主役にはならないけど、食卓にあると心の中で「やった!」と思うアレは、はい、たくあんです。

 「ばばばあちゃんのおもちつき」

さとうわきこ:作 / 福音館書店

 

杵や臼が無くても「さぁ、おもち作りに挑戦してみよう!」と親子で楽しみたくなりま

すよ。自由な発想でオリジナルお餅レシピ、編み出してみませんか!

  「おっとあぶない!」

サトウマサノリ:作・絵 / パイインターナショナル

 

 命が絶えてしまう寸前の、あぶない体験を何億年も乗り越えて、その度に姿を変えることで

命をつないで、生き物の今の姿がある。

 そう思うと、カエルにも、自分にも、「よく生きてるなぁ」とほめたい気持ちが湧いてきます。 

 「いのちをいただく」

内田美智子:文 諸江和美:絵 佐藤剛史:監修 / 西日本新聞社

 

 元熊本市の食肉加工センターに勤務する坂本義喜さんの体験談を基にした絵本です。

 とにかく読んで欲しい。

 「いただきます」「ごちそうさまでした」の気持ちが改まります。

 「絵本源平絵巻物語」全10 巻

赤羽末吉:絵 今西祐行:文 / 偕成社

 

 この本は、各巻ごとにひとりの主人公をたて独立したお話にはなっていますが、全体的には源義経を中心に構成された子ども向きの歴史絵本です。

 大河ドラマ「鎌倉殿の13 人」を見た人もそうでない人もこの時代を生きた人達に思いを馳せながら読んでみませんか。