7月のおすすめ本

「あめがふるときちょうちょうはどこへ」

メイ・ゲアリック:文 レナード・ワイスガード:絵

岡部うた子:訳 / 金の星社

 

 雨がふっているとき、鳥や、動物や、虫たちは、どこにかくれるのでしょう?蜂のように、巣がある生き物はお家に帰れますよね。

 雨の時、ちょうちょうがどこでどうしているか、あなたは見たことがありますか?

「つつみがみっつ」

土屋耕一:作 たざわしげる:絵 / 福音館書店

 

 まえから読んでもうしろから読んでもおなじ文(回文)の絵本です。

「てつだって」

「てつだうよなんどもどんなようだって」

のように、回文で会話が成り立っていてびっくり!

 ことば遊びをお楽しみください。

「どうするどうするあなのなか」

きむらゆういち:文 高畠純:絵 / 福音館書店

 

 深い穴の中へ落ちた3匹の野ねずみと2匹の山ねこ。野ねずみを直ぐにでも食べたい山ねこと是が非でも逃げ出したい野ねずみ。いずれにしてもこの深い穴から脱出するためにと5匹は知恵を出し合い…。

 さて、穴から脱出できるのか?野ねずみは食べられてしまうのか!

「かえるのエルタ」

中川李枝子:作 大村百合子:絵 / 福音館書店

 

 かんたが拾ったおもちゃの赤目カエルのエルタ。

 なんと雨を浴びると本物のカエルになり、お城がある「うたえみどりのしま」へかんたをいざないます。

 エルタの幼馴染でエルタとケンカばかりしているお姫様のドレミや、キャベツが主食のらいおんみどり(同作者「らいおんみどりの日ようび」の主人公)たちが繰り広げる楽しいお話です。