令和3年度の活動は、前年度から引き続き、新型コロナウィルスの影響を大きく受けました。
コロナ禍におけることう文庫の開館基準、「熊本市が発表する、新型コロナウィルスのリスクレベルが1以下の時に開館する」を踏まえ、令和3年12月に1度だけ開館することができました。
その後は新型コロナウィルスのリスクレベルが上昇し、再び開館することはできませんでした。
継続開館は叶いませんでしたが、ほぼ毎月、オンライン貸出の利用者がいて下さり、ことう文庫のオンライン利用が定着してきました。
この1年間でワクチン摂取が進み、ウィズコロナ時代を見据えた文庫の運営をスタッフで話し合った結果、
- オンライン貸出はコロナが開けた後でも利用できる体制を作りたい
- 手書きのアナログ図書システムではなく、もっと便利な図書システムを導入したい
という意見が出て、本棚一つから誰でも図書館を開設できるシステム「リブライズ」を導入することに決めました。
令和3年度は、ひとまず、オンライン貸出可能図書の89冊をリブライズに登録しました。
リブライズのことう文庫のページ:https://librize.com/kotoubunko-kumamoto
今後は、コロナの状況が落ち着いて開館できるようになったとき、本格運用できるように準備を進めて参ります。
令和3年度の利用実績・活動実績は以下の通りです。
【2021年度ことう文庫利用実績・活動実績】
- オンライン貸出利用冊数 65冊 利用者数のべ17人
- リアル貸出利用冊数 8冊 利用者数のべ2人
- リアル開館回数 1回
- 文庫便りを発行した回数 11回
- 文庫便りで紹介した本の数 45冊
会計報告については、以下に添付する「令和3年度ことう文庫決算」をご覧ください。
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