「もぐらとずぼん」
エドアルド・ペチシカ:作 ズデネック・ミレル:絵
うちだりさこ:訳 / 福音館書店
もぐらが見つけた青いずぼん。なんでも入ってしまいそうなポケットのついたそのずぼんが欲しくて欲しくてたまりません。どうしたら素敵なずぼんを手に入れる事ができるでしょうか。
愛らしいもぐらと生き物たちの絵も魅力的。50年以上読み継がれる絵本です。
「ラチとらいおん」
マレーク・ベロニカ:文・絵 とくながやすもと:訳 / 福音館書店
ラチは世界一弱虫な男の子。夢は飛行士ですが弱虫なラチは暗い部屋や友だちさえ怖いのです。そんなラチのところにある日小さならいおんが現れました。「ぼくにはらいおんがついてる…」
さあ、ラチは強くなれるのか。一歩踏み出すこの時期だからこそ読みたい絵本です。
「あたしもびょうきになりたいな!」
フランツ・ブランデンブルク:作 アリキ・ブランデンブルク:絵
ふくもとゆみこ:訳 / 偕成社
大人でも、「病気になりたい」と言いたくなる時がありますよね。特に、忙しいのに助けもなく、ひとりぼっちに感じている時。「病気になりたい」は家族からもっと優しくして欲しい気持ちの表れ?
でもやっぱり、家族みんなが元気なのが一番ですよね。
「二番目の悪者」
林 木林:作 庄野 ナホコ:絵 / 小さい書房
毎日届くウクライナでの戦争のニュース。世界に二項対立があるとき、誰もが「二番目の悪者」になる可能性があるはず。インターネットが発達した世界であればなおさら。早く両国のフラットな対話の場が持たれることを願います。
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