「ダンプえんちょう やっつけた」
ふるたたるひ・たばたせいいち:作 / 童心社
子どもたちから「ダンプえんちょう」と呼ばれる男の先生と子どもたちが遊びを通して繰り広げる楽しい日常。思わず子どもたちに「頑張れ!」と応援したり「やったー!」と拍手したくなる一冊です。
『おしいれのぼうけん』の古田足日さんと田畑精一さんのコンビ。面白くないわけがありません。
「こねこのチョコレート」
B・K・ウィルソン:作
大社玲子:絵 小林いづみ:訳 / こぐま社
4歳の女の子ジェニーは弟の誕生日のプレゼントにお小遣いで「こねこのチョコレート」を買い、明日の誕生日までは自分の部屋の引き出しに隠します。でもそれが気になって気になって。
「1つくらい食べても…」と1つ口に入れると「うーん!なんておいしいんでしょう。」「もう1つくらい食べても…」。
結末は読んでのお楽しみ!
「空の王さま」
ニコラ・デイビス:文
ローラ・カーリン:絵 さくま ゆみこ:訳 / BL出版
やっぱり、寂しさや居場所がないと感じている子どもに必要なのは、ゆっくりした時間の中で生きる老人との関わりなのでしょうか。
2人の間をつなぐ伝書鳩の「空の王さま」が主人公に自信をくれる物語です。
「ローザからキスをいっぱい」
ペトラ・マザーズ:作
えんどう いくえ:訳 / BL出版
結核を治すために離れて暮らすことになったローザとお母さん。おばさんの家で、さみしさや不安に耐えて、お母さんの病気が治るのを待つローザの物語です。
ローザによると、キスは病気だって治すそうですよ。
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