1月ご紹介分

「はたらきもののじょせつしゃけいてぃー」

バージニア・リー・バートン:文・絵 石井桃子:訳 / 福音館書店

 

 大雪で学校もお店も工場もお休み。駅も飛行場も使えません。街の交通も麻痺しています。

 さぁ、はたらきもののけいてぃーの出番です!

 よくある話と思った方、手にとってみて下さい。1ページ、1ページ隅から隅までゆっくり楽しみながら読めますから。

 「へびのクリクター」

トミー・ウンゲラー:作 中野完二:訳 / 文化出版局

 

 あなたは一人息子からのプレゼントに南米のヘビが送られてきたらどうします?

 そんなドッキリも楽しんで、息子を愛するようにへびのクリクターを愛し、おそらく1人の生活を楽しんでいるフランス婦人のボドさんがとっても素敵でかわいいです。

 

 

 「キンコンカンせんそう」

ジャンニ・ロダーリ:作ペフ:絵 アーサー・ビナード:訳 / 講談社

 

 戦争が続いて鉄砲や大砲を作るための金属がなくなり、国中のベルやかねを集めて溶かして作ったとてつもなく大きな

大砲。

 それを打ってみたら、なんとなんと、爆音ではなくて、不思議な音が聞こえたんだそうですよ。

 さぁ、戦争の結末は?

「ふたりはともだち」

アーノルド・ローベル:作 三木 卓:訳 / 文化出版局

 

 主人公のがまくんとかえるくん。性格は全然違うけどとても仲良し。

 このふたりが繰り広げる可愛くもあり、面白くもあり、グッとくるお話5話を収録。その内の1話『おてがみ』が小2教科書にも。

 「ふたりは…」シリーズの「ふたりはいっしょ」「ふたりはいつも」「ふたりはきょうも」(各5話収録)も合わせてどうぞ。