「パパ、お月さまとって!」
エリック・カール:作 もりひさし:訳 / 偕成社
お月さまと遊びたくなったモニカは、「パパ、お月さまとって!」とお願いします。パパは、絵本をはみ出すほどの長いはしごを持ってきて、絵本を突き抜けてどんどん登っていきます。そして、絵本の何倍もある大きなお月さまに到着します。パパは、お月さまを持って帰れるでしょうか?
オモチャと絵本が合体したような楽しい仕掛け絵本です。どうぞ手に取ってご覧ください。
「ちいさいタネ」
エリック・カール:作 ゆあさふみえ:訳 / 偕成社
花のタネたちは強い風にのり、遠いところへと旅に出る。その中のとくべつ小さいタネが氷の山や広い海、灼熱の砂漠を越えて動物達からも食べられる事なくやがて大きな花を咲かせます。
自然の厳しさ、壮大さ、命の繋がりをエリック・カールならではのダイナミックかつ繊細なコラージュ(貼り絵)で描かれた素敵な1冊です。
「おじさんのかさ」
佐野洋子:作・絵/講談社
おじさんは立派なかさを持っています。出かけるときはいつもかさを持っていきます。でも
雨が降ってもかさはさしません。大切なかさがぬれるからです。
ある雨の日、子どもたちの楽しそうな歌につられてとうとうおじさんはかさをひらいて…♪
鬱陶しい梅雨も少し楽しく過ごせそうです。
「トイレをつくる 未来をつくる」
会田法行:写真・文 / ポプラ社
家の中にも、学校にも公園にもお店にもトイレがあるのは、あたりまえのこと?
2002年に独立した国、東ティモールでは、トイレは子どもたちが病気をせずに学校に通い、将来国を豊かにしていくための、とても大切な土台になっています。
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