「あのとき、そこにきみがいた。2016 年 4 月熊本地震の現場から」
やじま ますみ:作 / ポプラ社
熊本地震から 5 年が過ぎました。
あの時の湖東中学校にも、大勢が避難していました。誰もが不安を感じている中、手伝いに来てくれた湖東中生や卒業した高校生の元気な様子に、確かに希望を感じ、明日を見つける勇気をもらいましたよね。
そんなことを思い出させてくれる本です。
「大きい1年生と小さな2年生」
古田足日:作 中山正美:絵 / 偕成社
体の大きな泣き虫で甘えん坊の1年生のまさやと、体は小さいけれどしっかりもので気の強い2年生のあきよ。子どもらしい素直な心で感じ、考え、互いに成長していきます。
「おしいれのぼうけん」を書かれた古田足日さんの作品です。この時期におうちの方が1、2年生のお子さんに読んであげるのに長さ(166ページ)も内容もぴったりです。
「どんなかんじかなあ」
中山千夏:文 和田誠:絵 / 自由国民社
目が見えないってどんな感じかなぁ。耳が聞こえないってどんなかんじかなあ。自分と何かが違う友達の事をひろくんは一生懸命考えます。色々な立場から、色々な角度から相手のことを想像してみることで気付くことがたくさん…
そして最後にハッとさせられます。年齢問わず一度は読んで欲しい本です。
「てのひらかいじゅう」
松橋利光:写真と文 / そうえん社
子どもたちに人気のある、カナヘビ、トカゲ、ヤモリ。近付いてよく見ると、まるで小さな怪獣だあ!ウロコの様子、指の様子など、面白い写真絵本です。
虫が好きな子どもさんは目を輝かせて見てくれますよ。
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