「これからの男の子たちへ
『男らしさ』から自由になるためのレッスン」
太田啓子:著 / 大月書店
「わきまえない女」発言や選択的夫婦別姓問題など、ジェンダーの話題が絶えない日本を変えるのは、政治家でも、先生でもなく、今、目の前にいる男の子を日々格闘しながら子育てしている私たち大人なんだよね、と気がつかせてくれる本です。
女の子の親御さんにもおすすめです。
「会いたくて 会いたくて」
室井 滋:作 長谷川義史:絵 / 小学館
大切な人に会いたい、でも大切だから会うのを躊躇する…コロナ禍の自粛生活をきっかけに生まれた絵本です。
ママから「ホームに行っちゃダメ」と言われているケイちゃん。でもおばあちゃんに会いたくて会いたくて、ケイちゃんはホームへと向かいます。果たしておばあちゃんに会えるのか。
優しい言葉と想いが温かく包んでくれる一冊。年齢問わず読んで欲しいです。
「ずどんといっぱつ すていぬシンプだいかつやく」
ジョン・バーニンガム:作 わたなべしげお:訳 / 童話館出版
すてられて、お腹はペコペコ、野犬狩に捕まりさんざんだったけど、ピエロのおじさんとの出会いで居場所をみつけた牝犬シンプの
お話です。
どん底になっても、出会いと度胸で幸せになれるよと、励ましてくれる本です。
「大どろぼうホッツェンプロッツ」
プロイスラー:作 中村浩三:訳 / 偕成社
おばあさんの大事なコーヒーひきが、大泥棒ホッツェンプロッツにぬすまれました。ホッツェンプロッツを追って、カスパールとゼッペルの大活躍が始まります。
大魔法使いや妖精も出てきて、ドキドキハラハラ、そしてユーモアのある、200ページの読み物です。読んであげるなら小学校3年生に。自分で読むのは4年生ぐらいからですが、ハマったら一気に読めます。
続編「大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる」「大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる」も大変おもしろいお話です。
「なぞなぞあそびうた」
角野栄子:作 スズキコージ:絵 / のら書店
「うまれたときはたくさんのきもの おおきくなったらはだかんぼ」これなーんだ?
リズムのいいなぞなぞの詩とスズキコージさんの絵がついています。どうぞ楽しんでください。
学校の文庫のポスターの隣にはってあるなぞなぞは、この本からの出題です。
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