夏休み特別開館3日目。毎年夏に恒例となっていますが、今年もまた、吉朝さんが「ごめんねメリー」を読んでくださいました。
これは、水前寺公園に動物園があったころ、インドからやって来て子どもたちの人気者だった象のメリーが、戦争により電殺された物語です。1988年に熊本市泉ヶ丘家庭文庫の方が作りました。ことう文庫にも一冊蔵書しています。
「戦争」という重いテーマでしたが、子ども達はしんみりとお話を聞き、この近くで実際にあったこと、身近なこととして捉えているような様子でした。
そして、お話の時間が終わると、環境カウンセラーの宮原美智子さんの地球環境のお話。子ども達にとてもわかりやすく、温暖化のこと、資源の枯渇のこと、ペットボトルやプラスチックが石油からできてること、それらのゴミが海を汚していることなどを伝えてくださいました。
最後に、ペットボトルのフタを使って、マグネットやメモスタンドを作りました。きれいだったり、可愛かったり、ひょうきんだったり、一人一人独創的な作品で素晴らしかったです。
とても盛りだくさんの一日でした。