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本との対話。自分との対話。

  今日も10時前から子どもたちは文庫にやってきてくれました。

 

  最近文庫では、やっと少しずつ、子どもたちがじっくり本と向き合う環境が出来てきたかな、と感じます。雰囲気が前とは変わって来たような感じ。

  以前は開館後10分くらいでお話の時間に入り、その日の工作・体験メニューへ移っていました。でも今日は、開館後すぐから、子どもたちが自ら本を手に取り、床に座ったり、寝そべったりして思い思いのかっこうで本を読みふけっていて、その集中して読んでる姿に、なかなかお話の時間を始められないと思うほどでした。

  古い本を新しい本に入れ替えたり、今までにない視点の絵本を入れたり、本の紹介に力を入れたり。そんなのが少しずつ、子どもたちに伝わっているのでしょうか。

  ゆっくり、じっくり、本との対話、そして自分との対話をしてほしい。そんな対話の時間が持てる空間にしていきたいと思っています。

  今日もたくさんの子ども達が来てくれてありがとう。まだ来たことがない人も、是非いらしてくださいね。