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ごめんねメリー

  夏休み特別開館4日め。


  毎年この季節は戦争関連の番組や記事があってますね。
  
  文庫でも、今日は、戦争の悲惨さを伝える本を子どもたちと読みました。タイトルは「ごめんねメリー」。

  この本は、泉ヶ丘家庭文庫の方が作ったもので、全ての挿絵は版画でできています。とても貴重な本です。

  内容は、戦争中、当時熊本市水前寺にあった動物園で、国の命令によって像のメリーを殺さなければならなかったという、実際にあった、悲しいお話です。

  全国の他の動物園でも同じような悲しい思いをした動物達や飼育係さん達がいたということでしょうか。二度と同じような悲しいことが起こらないように願うばかりです。